令和8年9月12日(土)、上桜井公会場にて防災レクレーションが開催されました。泉小学校PTA上桜井支部では、毎年親子レクレーションを開催していますが、今年は「みらさく防災ネットワーク」と水消火器訓練を担当する「佐久市消防団」が共催、さらに「桜井支え合いの会」および上桜井地区の協力のもとで防災レクレーションが実施されました。一般的な防災訓練では「親子での参加」はハードルが高くなりがちですが、PTAが中心となりレクリエーション形式の防災講座を開催したところ、50名以上の親子と地域の方が集まり大盛況となりました。子どもたちの賑やかな様子を見て、地域の皆さんも、「親子世代が、レクレーションで楽しく防災を学べるのは素晴らしいこと」と、喜びの声。


1. 佐久市消防団による水消火器訓練コーナー
「我こそは!」と、こどもたちが張り切って挑戦していました。初めて持った小学3年生の男の子からは、「5キロってこんなに重いんだね。面白いからもっとやりたい!」と頼もしい感想がありました。また、訓練を通して実際の重さや取扱い方を楽しく学んでいました。



2. みらさく防災ネットワークによる出前講座
共催である「みらさく防災ネットワーク」による出前講座では、災害時の危険を実感する体験や、すぐ実践できる備えについての学びを深めました。
浸水時の歩行(重さ)体験
「足のくるぶし(15センチ)程度の流水の中を歩くと、15キロの重さが足にかかるよ」と説明があり、子どもが負荷を体験しました。口々に「足が動かない!」と言いながら、水害時の歩行がいかに困難か体験する機会となりました。
非常持ち出し袋の準備
「自宅にある身近なリュックで1泊2日分生き延びるセットを作ることが大切です。みんなは準備したことがあるかな?」という問いかけから、食料、水、着替え、衛生用品、ライト、モバイルバッテリーなどを揃え、「いつでも持ち出せる場所」に保管することが呼びかけられました。
非常食体験とローリングストック
お湯を注いで食べられるアルファ化米の非常食は、子どもたちからも「初めて食べたけどおいしかった!」と好評でした。日常的にレトルト食品や麺類を食べて買い足す「ローリングストック」や、水道停止に備えた水備蓄についても説明がありました。



3. ドローンを活用した減災への取り組み
ライセンスを持つドローン講師から、防災におけるドローン活用について紹介と飛行見学が行われました。公会場の敷地上空のみで安全に配慮しながらホバリング等を実演。「あ!小学校が見えるよ!」「あんなに上まで飛べるんだ」と、地域防災やドローンへの関心を深めるきっかけとなりました。


4. 日頃の関わりから生まれたPTAと地域の協力
イベントを見守る「桜井支え合いの会」では、今回のイベントだけでなく「繭玉づくり教室」や「運動教室」など様々な行事を行っており、地域全体で子どもたちを見守る環境が根付いています。また、学校でのクラブ指導をしている地域の皆さんが日常的に子どもたちと関わっています。このように地域の方々と親子が日常的に関わりを持ってきたことが土台となり、PTA支部との深いつながりが形成され、今回の防災イベントでのスムーズな協力へとつながりました。
主催した、PTA上桜井支部の支部長小林さんは、「子どもたちや保護者の方から「楽しかった!」という声をいただきました。また、地区の方々からも「子どもたちが防災に関心を持つきっかけになって良かった」と声をかけていただき、楽しみながら防災について学ぶ機会をつくることができたと感じています。今回の開催は「子どもがやりたい」という声から始まりました。知識や備えだけでなく、実際に経験や試食したことで、いざというときに役立つ防災になればと思います。たくさんの方々のご協力があって実現することができました。関わってくださった皆さまに、心より感謝いたします。」と振り返りました。今後も、地域の多世代の支え合いや連携が継続されていくことを願っています。


















