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【取材レポート】sakumo佐久市子ども未来館のリフレクション入門講座(教員のための博物館の日)

【取材レポート】sakumo佐久市子ども未来館のリフレクション入門講座(教員のための博物館の日)

7月28日に佐久市子ども未来館にて、一般社団法人 佐久教育会による教員のための研修会のひとつが開催されました。今回はいくつもあるプログラムの中で、「子どもたちの笑顔溢れる社会へ」というテーマから、リフレクション入門講座の取材に伺いました。リフレクションの手法には日記を書く、問いを重なるなど様々な方法がありますが、今回はPOINT OF YOUによるリフレクション体験を行いました。

講師はPOINT OF YOUの認定ファシリテーターとしても活躍している佐久市子ども未来館館長に今年度より就任された橋本知久さん(トパさん)からは、体験学習とリフレクションの基礎理論、マインドフルタイム、ジャーナリングというステップを経て、短い時間でリフレクションを体験できる機会となりました。


自分のことを理解すると、周りのことも理解できる
正解がない時代の中で、どう生きていくか
同じものを見ていても、人によって感じることは違う
みんなで協働して学び合い、変化を起こしていく時代

「えらぶ楽しさ つながる幸せ」
未来のことはわからないが、「いまここ」「過去」を振り返る。
氷山モデルでは、表層的な行動にフォーカスされがちであるが、その下にある部分が大切であること。
行動←思考←感情←望み、行動は氷山の一角、その下にある深層が大切。
リフレクションでは、「経験」「感情」「価値観」にもフォーカスします。
POINT OF YOUでは、全ての視点に価値がある
これまでの教育の中では枠組みを決めてトレーニングすることが多いが、
枠組みを外した時にどうなるか、カードを変えても自分なりに意味付けできる体験を行いました。

〇佐久市立中佐都小学校 校長 黒沢 知博 先生

初めてのリフレクション入門講座でしたが、トパさんの進行で安心してみていられました。
参加した教員の皆様には、子供との関わりを振り返りつつ、自分自身の振り返りの時間になってもらえたらよいなと思います。

<取材後記>
これからの時代、教員に求められる役割も変わってくるんだろうなと感じた時間でした。子育てや企業研修、日々慌ただしい毎日を過ごしながら、少しの時間でもよいから自分のための余白時間を大切にしていきたいですね。子ども未来館も久しぶりに来た!という方も多く、大人になっても楽しめるスポットになっていきそうです。


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