さくさぽ

「今出来ることをきちんと見極め、寄り添い、アドバイスする」(利用者の声)

「佐久市市民活動サポートセンター(さくさぽ)って、どんなところ?」

「さくさぽの役割は“支える”“つなぐ”“広める”というけれど、具体的にはどんなサポートができるの?」

そんな疑問にお答えするために、実際にさくさぽを利用された方の声をご紹介します!

岩村田で外国人のための日本語教室を運営している「ふらっと☆さく」代表の長岡弘美さんに、さくさぽを利用してみてどうだったか感想をお聞きしました。

(国際交流サロン当日、司会進行する長岡さん)

【さくさぽへのご相談内容】(2024年4月)

「望月地区での国際交流サロンの開催にあたって、望月で開催されている日本語教室とつないで欲しい」

「広報・集客の協力をお願いしたい」

【さくさぽでのサポート・コーディネート内容】(2024年4~6月)

望月で活動されている「日本語教室もちづき」を一緒に訪問し、企画趣旨の説明に立ち会いました。

また、さくさぽのホームページ・SNSで広報協力を行った他、2024年1月にさくさぽが望月地区で主催した交流会の参加者へサロンの開催情報を案内しました。

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(1) さくさぽへ相談しようと思ったきっかけを教えてください。

はじめての望月地区でのイベント企画にあたり、最近同地区でさくさぽが主催イベントを成功させたと参加した家族から聞いていたので。
事前に学習する必要もあり、是非力を借りたいと思っていました。

(2) さくさぽの協働コーディネートがあってよかったと思うことがあれば教えてください。
(協働:異なる立場同士が同じ目的のために一緒に取り組むこと)

勿論、よかったです。さくさぽの支援なしでは実施できませんでした。話し合いの場でどちら側でもない第三者としての話を入れて頂くのは助けになります。

(3) 今回の取組みの中で、特に印象に残ったことがあれば教えてください。

一時はこの企画は取りやめにしようとまで思いました。センター長にそのことを伝えた時に、私が感じたのは「いや、大丈夫ですよ!頑張りましょうよ!」という励ましではなく「やめるというなら仕方ないです。でもやるのなら精一杯応援しますよ!それくらい良いものだと思いますよ!」という雰囲気でした。私にはそんな「寄り添う」姿勢が感じられました。それこそが本当のサポートであると思います。

サポートセンターは何かできないことをやってあげるのではなく、その会が今出来ることをきちんと見極め、寄り添い、アドバイスしていく、そういう所なのだと感じました。

(4) 今回の取組みの前後で、協働について、ご自身の意識の変化があれば教えてください。

今後もアドバイスを頂きたい時や、特に今回のような初めての事に取り組む時には頼っていきたいと思いました。それと、他の会の方々にも機会があれば案内していこうと思っています。

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【さくさぽ担当者のコメント】

今回は、望月で活動する「日本語教室もちづき」と、岩村田で活動する「ふらっと☆さく」、それぞれの地域で外国人のサポートに取り組む団体同士が協力しての国際交流サロンの開催となりました。

5月中旬に長岡さんたちと日本語教室もちづきを訪問した際は、初めての顔合わせだったため、お互いがどのような団体なのか? 今回どんなイベントにしたいのか? 協力に向けて信頼関係を築くのに時間がかかりました。

「国際交流サロンを佐久市内の色々な地区に出向いて開催したい」、「日本で暮らす外国人と日本人とが楽しく交流できる場にしたい」という長岡さんの真摯な熱い想いも感じる一方で、日本語教室もちづきの皆さんの「教室に通う外国人の生徒さんの信頼を裏切りたくない(どんなイベントかがわからないと安易に案内はできない)」という責任感の強さも感じました。

何度かのやりとりの後、結果として当日は参加した外国人も日本人のボランティアの皆さんも笑顔があふれる楽しい交流の時間となりました。

それぞれ地域で地道な、大切な活動をされている団体同士が、今回このような形で連携できたことを私も嬉しく思います。

(粟津 知佳子)

▶ 国際交流サロン当日の様子はこちら(取材レポート)

▶「日本語教室もちづき」取材記事はこちら


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