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臼田「デマンド交通さくっと」をもっと知ろう~地域の足を一緒に考えてみませんか~【取材レポート】

会場は長野県高齢者生活協同組合東信地域センター「四季のベンチ」
道路沿いには腰かけられるようにベンチが並んでいます

2月17日、臼田下越で開催された交流会「『デマンド交通さくっと』をもっと知ろう~地域の足を一緒に考えてみませんか~」に参加しました。

(主催:長野県高齢者生活協同組合東信地域センター(かがやきながの東信センター)、共催:臼田地域包括センター)

長野県高齢者生活協同組合の田中夏子理事長による主催者挨拶

 

前半は佐久市生活環境課の櫻井さんによるデマンド交通についての出前講座。

「デマンド交通さくっと」の使い方案内、運行の課題などについて現在検討中のものも含めてお話いただきました。使う方にとっての利便性の向上と、仕組みを続けていくための効率化とのバランスをとることの難しさがお話からよく伝わりました。大きな地区の範囲を超えて遠出する時は乗り継ぎが必要になるなど不便なところもあるが、「普段の日常利用に小回りが利く」ことを運営方針として目指しているとのことです。

続いて、臼田地域包括支援センターの鷹野洋美さんより、「デマンド交通さくっと」に実際乗ってみてどうだったか、写真つきで紹介がありました。

デマンド交通の停留所に印をつけたマップの掲示もあり、臼田地域にお住まいの方々の視点に立って、わかりやすく情報が伝わるよう工夫されていました。

停車場ごとに詳しい案内をまとめたファイルも作成されていました

後半は、NPO法人ワーカーズコープかがやきの新井厚美代表の進行により、「地域の困りごと」を出し合う交流の時間。

地域ごとの人口がこれからどう変化していくか、前期高齢者と後期高齢者の割合がどう推移していくかの予測を共有した後、参加者の皆さんが感じている困りごとを付箋に書いて出し合いました。

交流の時間、進行役はワーカーズコープかがやきの新井代表
参加者から色々な意見が出ました

地域交通は、高齢者だけでなく、学生や技能実習生などの外国籍の人たちにとっても、大きな困りごと。今ある仕組みをどう持続させていくか、それぞれが自分ごととして考える時間になりました。


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