作品: 映画『ぼけますから、よろしくお願いします。』(信友直子監督)
日時: 8月22日(土)13:30〜15:50
会場: 佐久市駒の里ふれあいセンター
主催: 望月助かりあいラボ
【レポート】
会場には地域住民を中心に約90名が来場し、その8割を60〜80代が占めるなど、認知症や介護に対する関心の高さが伺えました。本上映会は、認知症基本法の精神を地域で具体化し、当事者や家族を支える場づくりの一歩として「望月助かり合いラボ」主催により佐久市駒の里過疎対策プロジェクト支援金活用事業で企画されたものです。
作品は、信友直子監督が認知症の母87歳と95歳で初めて家事に挑む父の姿を娘の視点で描いた1200日にわたり記録したドキュメンタリーです。夫婦のユーモラスなやりとりにに笑いが起きる一方、認知症の進行に伴う葛藤や苦悩、そしてお互いを思いやる夫婦愛の場面では涙を流す参加者の姿も多く見られました。
認知症になっても自分らしく暮らし続けられる、地域社会での孤立を防ぐなど、介護を家族だけに抱え込ませず地域で支え合う大切さを再確認する機会となり、参加者からは大きな共感が寄せられました。会場では、今後の続編上映に向けた来場者アンケートも実施されており住民主体の活動を通じて地域に助け合いの輪がさらに広がっていくことが期待されます。