さくさぽ

【活動レポート】ファシリテーション講座 参加したくなる話し合いの場づくり~自分事に変える工夫~

7月12日に「ファシリテーション講座 参加したくなる話し合いの場づくり~自分事に変える工夫~」を開催しました。講師は「を、編む 代表/佐久ファシリテーション研究室 室長」の岡崎 大輔さんにお越しいただきました。当日は25名の方にお越しいただき、グループワークをしながらファシリテーションについて学びました。

冒頭のチェックインでは「これまで経験した参加したいと思える話し合い」について話し合いました。それぞれのグループからは「安心・安全、前向き、共通目的、気がねなさ、学び・気づき・変化、共感」などのキーワードがあがりました。

次に「困った話し合いの事例共有」を行いました。私が参加したグループでは「なかなか意見が出ない」、「特定の人しか話さない」、「偉い人・声の大きい人に意見だけで決められてしまう」など、よくある事例が出されました。

そして、事例共有が終わった後に岡崎さんから俯瞰した視点から二つのお話がありました。

一つ目は、「今行った事例共有を分析してみる」というお話でした。「グループの中では “よく話す人”、“話を聞く側になる人”、“話を整理する人”等にわかれたのではないか?」と投げかけられました。どのグループもおそらくそのような役割に分かれていたようで、そこから「自分を含めた参加者の傾向を知っておくことは大切」という気づきがありました。

二つ目は、「そもそも、なぜ意見が出ないといけないのか?」という、話し合いの前提を問うお話でした。話し合いによっては「台本が読まれそれに参加者が賛成する会議」や「質疑応答の時間が設けられてはいるが、実際には質問がない前提の総会」などもあります。そのように考えると、必ずしも意見がたくさんでることはいいことのようには思われません。その話し合いの目的に適した流れやあり方があるのだと学びました。

グループワークが終わったあとは、一人の参加者の質問から「話し合いのレイアウト」の話になりました。「机を囲むレイアウト」、「大人数で輪になるレイアウト」、「少人数で輪になるレイアウト」をそれぞれ実際に行い、参加者の感想を共有しながら、それぞれのレイアウトの特徴を学びました。

講座の終盤では、参加者に実際に困っていることを出してもらい、みんなで考えるという実践的な時間がありました。

たくさんの困りごとが出されましたが、多数決でそのうちの一つにしぼりました。「ここだけの話」だったので詳細は書けませんが、事例提供してくださった方の話を聞いたり、岡崎さんや参加者で質疑応答をする中で、その状況の改善策を探りました。個人的な感想としては「自分一人の視点で考えるのではなく、『関わる人たちに目的や情報の共有がなされているのか』や『個々の納得感』が重要」なのだと思いました。

今回のファシリテーション講座では、講師の岡崎さんに講義をしていただきましたが、岡崎さんの実際のファシリテーションからも多くを学ぶことができました。もちろん、ここに書いた内容以外にも様々なテクニックや小道具、雰囲気作りなど、話し合いにおいて大切な内容が語られていました。

岡崎さんは毎月、さくさぽ前のフリースペースにてファシリテーション研究室を行っています。ファシリテーションにご関心のある方や「講座に参加したけれどもっと学びたい」という方はぜひご参加くださいませ。


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