3月11日に開催し好評だったファシリテーション講座「意見が出やすい話し合いの場をつくろう」(https://sakusapo.com/blog/20230311/)に参加した3人と佐久市市民活動サポートセンター(さくさぽ)のスタッフ3人が6月10日,野沢会館のフリースペースに集まり,同講座で得たファシリテーションの実践やそこで生まれた課題などを話し合う“同窓会”を開きました。
参加者の1人は同講座で教わった「2人1組の自己紹介タイム」を実践したと話しました。この結果,参加者の参加意識が高まり,盛会になったそうです。「話をしたいと思っている人は多く,それを実現する,この手法は有効だった」と述べました。
また他の参加者からは、講師への質問時間で,1人が長く話してしまう場面でうまく話を止められなかったという話が出ました。「質問する際のルールをあらかじめ決めて,参加者に周知しておけばよかった」,「臨機応変な対応が大事だと認識した」と顧みていました。
このほか,話し合いの場でファシリテーターに話の途中でさえぎられて「不消化」の気分に陥った,ワークショップで話し合われた内容をまとめるのが難しい,複雑な課題を検討する場では実力のあるファシリテーターが必要だ,などといった意見がありました。
最後に,同窓会参加者から,話し合いの場におけるファシリテーションの必要性を広め,参加者のファシリテーションの能力向上のために,ファシリテーション講座を定期的に開催してほしいという要望が出されました。