浅間地区にはどんな市民活動があるの?
色々な機関や団体の協力を得ながら、活動を進めていくコツは?
団体同士の交流と、事例紹介を通じて「一緒に取組む」協働への理解を広めるため、9月23日に「SAKU・ASAMAでつながる市民活動・協働のチカラ」を浅間会館で開催しました(主催:佐久市市民活動サポートセンター、協力:佐久市広報広聴課)。
主に浅間地区で活動する市民活動団体の方や、これから何かやってみたい方、企業関係者や行政職員など22人にご参加いただきました。
まずは市民交流ひろばを管理するNPO法人さくのわ花物語代表の平林豊時さんから事例紹介。
「さくのわ花物語」は2013年に設立。市民交流ひろば事務局、「ガーデンチームなないろ」など、市民交流ひろばの運営に関わる団体や個人から構成され、地域貢献の一環として環境美化、文化振興に関する事業を行っています。
他団体と力を合わせながら、どのように市民交流ひろばの運営をされているのか? など、写真を含めて活動をご紹介いただきました。
当日は普段、平林さんと一緒に活動している皆さんも参加されました。
市民交流ひろばの植栽の手入れをしているボランティア団体「ガーデンチームなないろ」の大井初枝さんは、「さくのわ花物語と一緒にやることによって、自分たちだけでは成しえないことができる。それによって活動の幅が広がる」とコメント。「頼まれてもできないことは断ることも大事」と、信頼関係の深さをうかがえるお話もありました。
子ども向けイベントを担当している「星と風とおひさま」の井出まみさんは、「一緒に参加することで大きなイベントができるのは私たちもメリット、自分たちの可能性も広がった。子どもたちにいろんなことを経験してもらえる機会を作れると実感している」と話してくれました。
一緒に「SAKUフェス」で市民交流ひろばのイベントに実行委員として参加した高校生の浅野晴さんは、「高校生だけだと何もできないが、大人の力があると夢をかなえられると思った」と話してくれました。
続いて、佐久市広報広聴課係長の大島ゆみ子さんより、佐久市が目指す「協働のまちづくり」についてのご紹介。「いろんな主体が関わることで、大きなちからになる。市民の皆さんや市民活動団体、区、企業など、共通の目的や地域課題について一緒にとりくむことで、協力しあって、もっと住み続けやすいまちにしていきたい」と、佐久市としてなぜ協働に取組むのかをお話いただきました。
さくさぽからも「一緒に取組む」行政と民間、民間同士の協働事例の一部をご紹介しました。
後半は、参加者の「やりたいこと」と「こんなところとつながりたい」をポストイットに書いてもらい、テーマごとに分かれて、お互い活動紹介しながら交流会。
参加者からは「いろいろな活動をしている方がいることを知ることができた」「もっとお互いに話す時間が欲しかった」などの感想をいただきました。