さくさぽ

【取材レポート】4/17(日)弁当の日上映会 in Saku



100年先の未来を見据えた「弁当の日」、
「めんどくさい」は幸せへの近道、というサブタイトルがついている。
有志メンバーで立ち上がった、弁当の日プロジェクトin佐久の主催により、2022年4月17日 10時〜創練センターにて自主上映会が開催されました。
コロナ第6波の影響もあり、2月に予定されていた上映会は4月に延期。親子連れも含む多くの来場者がありました。
前方には親子でゴロリと映画を見れるスペースを設け、後方の椅子席には小学生から大人まで多世代が集う場になりました。

主催者代表の亀谷さんは「佐久で一人でも多くの人に弁当の日の活動を知ってもらいたい。弁当を作る、子育てをする中にはめんどくさいと思うこともあるが、自立するまでの住数年の間に親としてできることを一生懸命やってあげたいなと思う。あとは共感することとか、小さい頃から台所に入ることで五感で感じる体験をたくさんしてほしい。」と開催の想いを語ってくれました。



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弁当の日を導入した学校では、
1年生が6年生のお弁当を憧れの眼差しで見る、
自分で作る弁当に正解も不正解もない、
残飯が激減、など目に見える変化も。


ある中学校では年に3回の弁当の日導入を決定する。
学校も保護者も不満が出る、
家庭の事情で弁当持って来れない子もいる。
欠席する生徒が社会に突きつけたメッセージ、
そこには潜在的な社会課題が見え隠れする。


子供だけではない、教職員も取り組む学校も出てきた。
大人がやらないことを、子供にだけやれというのは違うのではないか。先生だから上手なお弁当を作れるわけでもない。
大人も子供も同じ人間、同じ命という視点が共感できる人になると感じた。


自治体によっては条例を設置しているところもある。
トップや担当が変わってやらなくなってしまうのではなく、本質的に大事にしたいことは続けられる仕組みにする。


九州大学では、弁当の日をヒントに自炊塾という講座が人気。大学生になって初めての自炊生活をする学生に、様々な講師をゲストに、食を通じて、健康、農業など感じてもらう。自炊した分が単位にもなる。




誰かのために何かをしたいというのは子供にだってある。
台所にこなくていいよというのは、親の役に立てないと子供が感じる。


コロナ禍で弁当の日の実践が家族の絆を再確認するきっかけにもなった。
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他にも数々のエピソードが映画の中にはあり、どれも胸に響く内容でした。

絵本なども展示されており、子どもにも大人にも優しい上映会でした。
「弁当の日」ぜひ皆さんもできることからやってみてくださいね。

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