「エシカル」ってなんだろう。 わたしにできる「ゼロウェイスト」な行動は? 近年メディアで飛び交うことばたち。 地球環境を配慮する概念であることは知っていたけれど、「じぶんごと」として捉えたことはあっただろうか。どこか俯瞰していなかっただろうか。 — 2022年3月23日(水)御代田町のはぐみ館にて開催された『ゆるエシカルマルシェ』を取材しました。 会場に入ると手渡された、ワークシート。 「エシカル」の意味について触れながら、じぶん自身ができる貢献について考えを深められる内容になっていました。 -- マルシェの主催者は、御代田町で「はぐみ館」を経営する西村史子さん。 「エシカル」とはもともと、「倫理的な行動をする」という意味の言葉なのだと教えてくれた。 倫理的ということばはどこか厳格なイメージがあるものの、今回のマルシェのタイトルは”ゆる”エシカル。 じぶんを取り巻く自然環境を思いやった"利他的な視点"で、「まずできること」をフラットにとらえてみようというメッセージがあるようです。 -- 会場にならぶのは、おいしそうな玄米おにぎりやダーニング(衣服の縫い物)のワークショップ、ライ麦を利用したストローの販売。 ひとつひとつを手に取り伝わってきたのは、人の手のぬくもり。 じぶんはこれまでものを「使い捨てる」ことについて、どんな軽さで捉えていただろう…。 -- 大人も子どもも、笑顔で行き交ったこのマルシェ。 やさしい空間の理由はきっと、主催者さん、出展者さん、そしてお客さんのひとりひとりが、心に「エシカル」を思い描いて過ごすことにあったのではないでしょうか。
【取材レポート】3/23(水)ゆるエシカルマルシェ
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