「私たちは生態系のどこにいると思いますか?」
そんな問いかけから講演は始まりました。
ゲストスピーカーに生物多様性研究所、研究員の池田雅子さんをお迎えし、生態系や生物多様性から森の実態、外来種の問題、そして鹿についてと進んでいきましたが、大きく、難しいテーマから現実に起こっていること等をわかりやすく説明いただけました。
また、生物の多様性の実態や、人間中心の考えの危険性等の課題については皆さんへの問いかけ方式により、参加された方も自分自身の問題としてとらえることができたことと思います。
さらに、池田さんの思いでもある「実際の山を見ること。現場を知ることが大切。」は多くの方のアンケートからも強い印象として残った言葉になりました。アンケートではたくさんの方から回答をいただきましたが、「色々な事を知ることができた」「勉強になった」から「自分を見つめる機会となった」「次の行動が決まった」等素晴らしいご意見をいただきました。
なお、イベントは予定の2時間を大幅に超えてしまうほど盛会となりました。池田さん、そして、ご参加いただいた皆様、素晴らしいイベントにしていただき、ありがとうございました。