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【取材レポート】ぶらっと楽しむまちづくり~佐久市岩村田商店街のまちづくりに学ぶ

6月30日に浅間会館にて、長野県生涯学習推進センター主催の研修講座令和5年度地域づくり推進研修生涯学習推進社実践講座「ぶらっと楽しむまちづくり~佐久市岩村田商店街のまちづくりに学ぶ」が開催されました。
講師には岩村田本町商店街振興組合 代表理事 阿部 眞一 氏の講座のあと、総務理事 細川 保英 氏の案内による岩村田商店街ツアーという豪華2本立ての内容でした。

まずは岩村田商店街の概要から、約2万人が住むエリアで商店街黄金期を経て、再開発に伴うショッピングモール出店のあるエリア。木造建築からの耐震性、耐火性の課題なども抱えていた歴史がある。新幹線効果もあり佐久市の吸引力係数は長野県でダントツのトップに!

平成8年に商店街の世代交代(商店街の下剋上)により、日本一若い商店街振興組合に刷新された。その頃は「イベントをやり続ければ商店街は活性化する」と思い込み、多くのメディアに取り上げられるイベントを開催…ところが商店街からはクレームの嵐(資金や労力の無駄遣い!売上に繋がらない!等々)、祭りごと辞めたら寿命も縮んだというデータもあるのに、なぜ…
やることとやらないこと、大事にしたいことが何かを考え、イベントでは地域活性化はできない事がよくわかった。
打ち出した方針は2つ、
①商店街以外の団体等が開催するイベント、主催イベントはやらない
②歴史・伝統を継承する祭りごと、コミュニティを大事に

次にやったことは「自分たちの商いを見直そう!」
・お客様のニーズをつかんでいるか?
・商品の陳列は常に見直されているか?
・お客様が入りたくなるよう努力しているか?
キラリと光る個店の集合体こそが商店街である。後継者育成塾では、「右手にソロバン、左手にコミュニティ」ということを学んだ。

空き店舗対策に挑戦、大家さんサミットを開催して、空き店舗を自分たちで店にする仕掛けをした。
地産地消、問題課題を解決するコミュニティビジネス、ソーシャルビジネスを商店街で実現するの為のインキュベーションセンター、おいでなん処、おかず市場、本町手仕事村、岩村田寺子屋塾、三月九日青春食堂など、15年間で空き店舗が30店舗以上が開業したが、自己採点30点…ワクワクしないぞ⁉

そこで新たな挑戦として、岩村田地区活性化構想、自分たちで描けないまちは作れない!どういう町だったら住みたくなるか?未来希望図(夢物語)を作った!ポートランドの視察などに何回も足を運び、出来たコンセプトは「人が繋がる楽しい生活街の実現に」人々が楽しく、快適に暮らせるまちをつくる(=畑を耕す)と、商いもしやすくなる!みんなが楽しい!誰かがやってくれるはダメ!ローカルファーストなまちづくり!

税収や外貨獲得の視点も含めて大変勉強になりました。講演を踏まえてのフィールドワークは、とても充実した内容になりました。


(取材後記)
県内外で注目される商店街活性化事例として、岩村田商店街の話をよく聞くのはなぜだろうと思っていましたが、こんな身近にすごい事例が!と目から鱗の3時間。世代交代の下剋上を経て、次の世代へどのような進化を遂げていくのか楽しみです。講座が終わるころには、多くの方が岩村田に住みたい!と思えるような魅力的な内容でした。


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