さくさぽ

【取材レポート】2/18(土)ドキュメンタリー映画上映会 さなぎ~学校に行きたくない~

2/18 コスモホールにて、げんき会主催による映画上映会「さなぎ~学校に行きたいくない~」が開催されました。


  今、 未来をになう子ども達をとりまく環境は、厳しさを増しています。 
世の中のスピードはますます速くなり、効率が求められ、 多くの人が結果を出さなくてはならない状況に汲々としています。
子ども達のストレスは増し、 子どもの自発的な学びや気づきを待ってあげることが難しくなっています。

げんき会は臼田の「大阪たこ焼き」名物店主の松本恵美子さんが主宰する会で、どなたでも参加できる勉強会などを月1回程度開催されています。発達支援や不登校について一人で悩まず、みんなで考えてみようと今年も色々な企画を予定されています。

主催の松本恵美子さんに、今回の上映会の想いを伺いました。
長野県では不登校の人数が過去最高のペースで増えている。
学校って無理に行かなくてもいいんちゃうかな、
好きなこと、やりたいことを伸ばせばよいし、やりたいことやっていけばいいと思う。
そこに家族や友達、自分を受け入れてくれる環境があるというこの映画にとても共感した。
全国で上映会されているが、群馬で上映会を見た人に紹介してもらい、監督に連絡を入れた。
DVDを購入したので、いろんなところで皆さんに見ていただきたい。

来月は先生の講演会、再来月は佐久聾太鼓の体験と手話の勉強、5月は大人の発達障害、
コロナ禍で今まで活動できていなかった分、やりたいことをやっていきたい。
居場所の在り方についても考えていきたい。大人だって今日は仕事行きたくないな~とおもうことあるよね。
夫々がいたい場所が居場所、自分のやりたいことを自由に、老若男女問わず、誰でも来れる場所にしたい。




<取材後記>
 映画の中で「不登校なんて、あなた(親)が甘やかしているのよ~と言われてね。」の言葉は、まさに私自身が言われたこともある言葉でした。それでも笑って(時には泣いて)目の前の子に寄りそうことしかできなくて、色々な特性に向き合いながら、ゆっくりゆっくりと家庭で、地域で歩んでいくしかないと思う日々。本当に日常と成長が垣間見える、元気のおすそ分けしてもらえるドキュメンタリー映画でした。


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