令和7年9月6日長野県佐久市田口の上中込区と地元企業三葉産業が、心温まる交流会を兼ねた防災訓練を行いました。この協定は今年で3年目。今年は初めて、地域の未来を担う子どもたちとその親御さんが参加しました。
きっかけは、上中込区の小林区長さんの「若い世代にも防災への意識を高めてほしい」という想いでした。PTAを通して参加を呼びかけたところ、子どもたちと親御さん合わせて総勢20名、さらに消防団員の方々も加わり、たくさんの笑顔が集まりました。

会社見学から楽しい交流会へ
三葉産業の比企社長さんにご挨拶をいただいた後、子どもたちは「もしもの時、ここに避難できるんだよ」という区長さんの優しい言葉に耳を傾けながら、避難所となる場所をじっくりと見学しました。




見学後には、思いがけないサプライズが待っていました。三葉産業が協賛しているプロバスケットチーム「SAKU REGION」のお姉さんたちが登場し、子どもたちはバスケットボールを教えてもらい、大はしゃぎ。さらに、会社が育てているプルーンをみんなで摘み取り、その場で美味しそうに頬張る姿も見られました。




災害協定をきっかけに始まったこの交流は、防災の知識を深めるだけでなく、地域の方々と企業の心をつなぐ温かい時間となりました。参加したお父さんやお母さんにとっても、いざという時の避難先を自分の目で確認できたことは、大きな安心につながったことでしょう。