6月7日、佐久コスモスワークスパン工房主催で「障がいのある方と一緒に世界に一つだけのパンを作ろう」が行われました。当日は7組の親子が参加しました。
初めに、スタッフの方々より、パンの作り方を教わりました。子どもたちはパン生地のこね方や切り方などを興味津々な様子で見つめていました。

自分たちが作る番になると、どんな形にしようか考えながら、生地をこね始めました。スタッフに教えてもらったり、保護者に手伝ってもらったりしながら、思い思いの形に仕上げました。



パンを焼いている間は、シュガートーストにチョコペンで絵を描いたり、スタッフの方々と交流したりして楽しみました。「どんな絵を描こうかな?」、「好きなパンはなんですか?」、「パン作りでどんなことが難しいですか?」など会話が弾みました。

焼きあがったパンを取り出すと、とても大きく膨らんでおり、子どもたちは驚いた様子でした。パンが冷めたところで、チョコペンでデコって完成です。どれもユニークで美味しそうなパンが出来上がりました。子どもたちは3つずつパンを作りましたが、1つはみんなで一緒に食べて、残りは家族へプレゼントするそうです。


主催者の奥倉さんは、「助け合ったり、与え合ったりする心を育みたい」、「毎日仲間が一生懸命に作っている様子を見てほしい」、「一緒に体験してほしい」という思いから、今回初めてこのイベントを企画したそうです。イベントの中では、「個性豊かなパンをみんなで楽しむ」、「時間をかけて思いを込めながら作る」など、パン作りならではのおもしろさも体験することができました。「パン作りは人を幸せにする」というモットーを語ってくださったことも印象的でした。このような活動がこれからも続いていくことを願います。
