さくさぽ

【取材レポート】池田オーガニックファーム 綿の種まき

4月29日(火・祝)に、池田オーガニックファームの綿の種まきに参加してきました。総勢20名ほどが参加し、参加者のみなさんで楽しく作業をしました。

種まきは、障害者と非障害者の架け橋として、講演や越後瞽女唄(えちごごぜうた)の演奏など、幅広く活動されている瞽女唄うたいの広沢里枝子さんと、三味線で新民謡や瞽女唄の伝達に各地を回っている冨田こけしさんによる瞽女唄で始まりました。披露していただいた瞽女唄は、豊作を願う歌詞が歌われており、参加者で今年の綿の豊作を祈念しました。

瞽女唄の演奏が終わると種まき作業の始まりです。手分けをしながらマルチを引いたり、間隔を測りながら穴を空けたりしました。作業中も、参加者のみなさんの話に花が咲いていました。佐久市外から来られた方も何人かおられたようでした。

昨年は60キロの綿の収穫ができたとのこと。今年も「たくさん採れるといいね」とはじめましての方々も楽しみながら作業を進めました。

日が高くなってきたところで休憩タイム。主催者の池田雅子さんが作られた「桜の酵母パン」や「小豆クッキー」、「よもぎクッキー」が振る舞われました。また、この日は“043Coffee”も初出店しており、淹れ立てのコーヒーを味わいました。

お腹が満たされたところで、池田さんによる糸繰り機のデモンストレーションと体験会が始まりました。参加者の中には糸繰り機を初めて見る方もいたようで興味津々な様子でした。池田オーガニックファームで収穫された綿が糸になっている様子を見て、オーガニックコットンの大切さを考えたり、「こんなものが作れるかもしれない!」とアイディアが出され足りしていました。

今回取材させていただいた池田オーガニックファームでは、単に農作業を学ぶだけではなく、農を通して環境について考えたり、人と人がつながり交流したりする場が自然に生まれていました。実際に参加してみて、このような体験ができる機会や場所がもっと増えれば、佐久地域はもっとよくなるだろうなと思いました。


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