3月2日に、佐久市コミュニティスクールコーディネーター有志の主催で「地域と共にある学校 あなたはコミュニティースクール(CS)って知っていますか!」が佐久教育会館で催されました。
第1部「知ろう!どんなことしているの?」では、東信教育事務所生涯学習課の角田先生より、東信地域のコミュニティスクールの事例紹介や、地域連携のコツについてのお話がありました。「これまでは学校や地域がそれぞれに用意したものに『参加』することが多かったが、これからは、学校や地域が共に『参画』し、一緒に作り上げることが大切になる」というお話が特に印象に残りました。

また、佐久市内で活躍されているコミュニティスクールのメンバーより、お仕事ゼミ(佐久平浅間小学校)、しょくいくらぶ(佐久城山小学校)、自主学習見守りの場(臼田中学校)、学校からの依頼100%(野沢小学校)の事例発表がありました。それぞれの地域の方々が子どもたちのために一生懸命に取り組んでいることや、活動のこつは子どもも大人も楽しんでいることだということを学びました。

第2部「話してみよう」では、グループワークをしながら、コミュニティスクールについて思うことやこれから実践できそうなことのアイディアを出し合いました。多様な方々が参加していたことで、それぞれのグループワークが活発になり、学びが深まりました。また会の終わりには話し合った内容を他のグループと共有することができました。


既に様々な形でコミュニティスクールが実践されていますが、今後もこのような活動がますます重要になり、学校の先生や保護者だけではなく、地域で子どもを育てるという考え方や、「自分には何ができるか」という視点が必要だということがわかりました。