2月23日、小海線とふるさとを愛する会主催で「JR小海線横断クイズ王決定戦」が催されました。小海線とふるさとを愛する会は、全国の人々にJR小海線への関心を持っていただくとともに、沿線地域の活性化やUターン・Iターンの促進をはかる活動を行い、まちづくり・人づくりに寄与することを目的とする任意団体です。
挑戦者は佐久市内の高校生クイズ研究会や鉄道研究会、中学生チームに加えて、松本や諏訪、遠方では広島からの参加者もいました。一般参加30名、合計18チームでクイズに臨みました。

スタート地点は小諸駅。1回戦の会場はそこから野辺山駅までの列車内です。挑戦者は小海線や佐久市にまつわるクイズに挑戦しました。クイズは知識だけではなく、運や体力も必要とされる工夫を凝らしたものでした。内容も、小海線にかかわるものだけではなく、佐久市や列車の車窓からの景色に関連した問題もあり、いろいろな人が楽しめるものでした。また、問題の答えを中込駅長自らがホームで教えてくれるなど、楽しい仕掛けがたくさんありました。

2回戦の会場は八ヶ岳グレイスホテルグラウンドでした。1回戦を勝ち残った挑戦者とハイぶりっ子ちゃんによって敗者復活を果たした2チームはクイズを求めて広大な大地を走りました。ここでは体力や運も求められ、応援するチームメイトや1回戦で敗退した選手が一丸となって応援しました。2回戦から上位3チームが決勝に進出しました。

そして、決勝を制したのは小海線魅力発信会の2人!おめでとうございます!

復路の電車内では、「いきなりペーパーテスト“個人賞”を決める戦いが今ここに!」が配られたり、羽黒下駅では佐久穂町消防団ラッパ班のみなさんからクイズを出題して頂いたり、中込駅では列車の切り離しを見学できたりと、本当に盛りだくさんの充実した内容でした。

最後に、実はこのイベントの準備は佐久平地域まるごとキャンパスのプログラムとしても提供していただいたものでした(プログラムの様子はこちらからご覧いただけます)。当日は問題を出題したり、受付をしたり、点数を記録したり、ペーパーテストの採点をしたりと、陰日向に活躍していました。 今回のイベントは、参加者のみなさん、運営者のみなさん、そしてそれを応援して下さる地元のみなさんが一丸となった、小海線とふるさと愛溢れるイベントとなりました。
