11月18日(月)に佐久平交流センターにて、第4回目となる佐久市子ども・子育て支援拠点施設ワークショップが開催されました(主催:佐久市福祉部子育て支援課・市民健康部健康づくり推進課/協力:長野県NPOセンター・佐久市市民活動サポートセンター)。
佐久市では、安心して子育てができるまちを目指し、新たな子ども・子育て支援拠点施設の整備を進めています(詳しくは佐久市ホームページ「子ども・子育て支援拠点施設」をご覧ください)。
今回のワークショップは、「安心して子育てができるまち」を目指して佐久市が整備する新たな子ども・子育て支援拠点施設を、より子ども・子育て当事者に寄り添える施設にするための意見交換の場として開催されました。
7月に行われた第3回目に引き続き、佐久市市民活動サポートセンターが企画協力し、長野県NPOセンターの粟津が全体進行を務めました。
冒頭、長野県NPOセンター/佐久市市民活動サポートセンターの粟津より趣旨説明と「協働」について話しました。
続いて健康づくり推進課の市川課長補佐より、現時点の子ども・子育て支援拠点についての構想と、前回までのワークショップを受けて担当部署で検討した内容について共有していただきました。
後半はワークショップ。
今回扱うテーマは、担当部署が施設開所に向けた準備を進めるにあたり、現時点で特に意見を聞きたい以下の2点を挙げました。
①遊びスペースのあり方について
②地域との関わり方について
それぞれのテーマについて、子育て支援課の小林係長、施設運営検討有識者会議委員長の島崎直也さん(なおやマン)から、それぞれ現状と課題を共有しました。
ホワイトボードに書き出したテーマの内容(注:上記はあくまで現時点の案で、確定していないこともあります)
① 遊びスペースのあり方について…
・乳幼児と小学生以上の子どものきょうだいがいる場合でも、遊びスペースを使える?
・乳幼児と小学生以上の子どもが同じスペースで遊ぶ場合、乳幼児と保護者も含めたすべての利用者の安心・安全をどう確保できるか?
(時間帯でわけるのか? どんな工夫ができるか?)
② 地域との関わり方について…
・行政は福祉的な視点から、公平性を担保する必要がある。市民側からみると、「つながりづらい」と感じる場面もある。
新たな拠点と、地域の人・市民が協力していく際に、どんな連携窓口があればつながりやすいか?
テーマについての話を聞いた上で、参加者それぞれ話したいテーマを選び、テーマごとにグループにわかれます。
グループに分かれた後は、まずは参加者個人の意見をふせんに書き、グループごとに書いたふせんを模造紙に貼りだしながら話します。
ピンクのふせんには「こうなったらいいな(期待すること)」、黄色のふせんには「こんなことが気になる(懸念、心配、もやもや…)」と、それぞれふせんの色を分けて書き出します。
最後に、共有の時間。他のグループでどんな意見が出たか、模造紙を自由に見て回ります。
今回のワークショップは、意見を出し合う場。いただいた意見を参考にしながら、今後実際の運営の詳細をさらに検討していくことになります。
準備に尽力された関係者の皆さん、そしてお忙しい中ワークショップに参加してくださった参加者の皆さんに、心より御礼申し上げます。
ワークショップ出た意見は以下の写真をご参照ください。参加者が考える「特に大事だと思うこと」に赤い印をつけてもらいました。
【① 遊びスペースのあり方について】
【②地域との関わり方について】
▼PDFファイルでもダウンロードできます。
(開催案内チラシ)