講師は「なおやマン」こと、こどもヘンテコまほうラボ所長の島﨑 直也さん。
佐久地域で市民活動をしている方、関心がある方など、
18名にご参加いただきました。
今回のイベント企画講座は、別の場所でシニア向けにイベントの組み立て方をテーマに講座をされているのをお聞きして、「ぜひさくさぽでもやって欲しい!」とお願いし、今年初めて開催した講座です。
まずは参加者全員でぐるりと輪になり、アイスブレイク。自然に笑顔が広がります。
次のなおやマンからの指示は、「趣味を書いてください」。参加者それぞれ、趣味を書きます。
なおやマン:「皆さん、自分と趣味が合わなさそうだなと思う人と、2人1組でペアを作ってください」
参加者の皆さん、会場をまわりながら「趣味があわなさそうな人」を探します。
その2人1組のペアで、体験型のワークが始まります。
「自分の興味があることに、相手を全力で誘ってください。相手の人は、全力で断ってください」。
どうしたら興味のない人に関心を持ってもらえるか?
2人1組で順番を交替し、それぞれ自分の興味があることについて相手にアピールします。
相手から、「どういう誘い方に惹かれたか?」などフィードバックを受ける時間も。
続いてなおやマンの講座では、イベントのゴール設定、役割分担について等、イベント企画において大事なポイントについて話がありました。
特に印象的だったのは、ゴール設定の話。目的、ゴールイメージを持つことがとても大切だというお話でした。
「参加者がついていきやすいように何段階かにわけた方が良い」、「ゴールが違うと、やること(内容)が違う」、「目的にあわせて3つの間、時間・空間(材料、道具も含む)・人間(実施者、他の参加者)の環境づくりが大切」など、なるほど、と納得するアドバイスがたくさん。
集客については、「目的に応じて、誰に来てもらいたいかをまず考え、主な対象となる人に、いつ、どこでやると参加しやすいかを聞いてみる」というアドバイスも。また、なぜ参加しないか? 参加してほしい人に理由を聞き、もし「参加したいけどこういう理由で参加できない」などの意見があれば、それを踏まえて広報の仕方を工夫すると良いという話もありました。
後半は、自分の活動から最も遠いものをかけあわせて、新たな視点でイベントを企画してみよう!という別のワークに挑戦。頭を柔らかくするのは難しい!
参加者同士でお互いに意見を出し合いながら、面白いアイディアがたくさん生まれました。
参加型ワークも含め、盛りだくさんの講座でした。
参加者からは、「新たな気づきがあって良かった」、
「企画の考え方が良くわかった」、「ぜひ実践してみたい」
などの感想をいただきました。
参加者の皆さん、講師のなおやマン、ありがとうございました!