4月5日(金)、中込会館において佐久市に登録されている市民活動団体の千石の杜(せんごくのもり)さんが「佐久の地で農を楽しもう!自分で作っておいしく食べよう」をテーマに4年ぶりの学習交流会を開催しました。
代表の荻原武治さんは、「戦争や災害などで自給の大切さを再認識した。野菜づくりの技術だけでなく、会の理念である農のある豊かな暮らしを無理なく楽しく学び合いたい」と挨拶されました。
3名からの情報提供がありました。
御代田町の内堀里江子さんは、祖父母の作った野菜で都会の生活を見直した経験から、若い方たちにも伝えたいと菜園を運営。農生活の知恵だけでなくアイヌ文化などの聞き取り調査をして伝えているそうです。
南相木村で自給家庭菜園を営む細井千重子さんからは、この4年間で不耕起栽培に挑戦し、実践してきたことから、「農地の生態系や生物多様性を豊かにすれば作物は育つことを実感した」と話されました。
反町麻佐子さんは、「農薬使用をすると、これからの子供たちが心配。試行錯誤しながら野菜づくりをしているが、じゃがいもを土に埋めずに土の上に置いてマルチを掛ける方法でたくさん収穫ができた」と話されました。
30名の参加者からも情報や質問が活発に出され、あっという間の2時間でした。
次回は6月8日(土)9時45分~11時45分 中込会館大会議室で開催予定とのことです。