令和元年台風19号の前山地区の災害状況を共有する会が10月5日に泉小学校で開催されました。
きっかけとなったのは、9月10日に前山南区で開催された防災講座です。その後、泉小学校PTA副会長の方に防災講座で配布された資料について情報共有したところ、「この情報は学校関係者やPTAも知っておいた方が良い」となり、泉小学校の教頭先生からも「ぜひ地域と情報共有の機会を持ちたい」というお話があったため、佐久市市民活動サポートセンターでコーディネートし、情報共有の会を設けることになりました。
参加者は泉小学校校長・教頭先生、PTA正副会長、前山区区長、消防団、コミュニティスクール(学校運営協議会)等18名。
当時の浸水状況等を記入した地域防災マップや写真の説明を、消防団とマップ作成に関わった佐久市市民活動サポートセンターから説明しました。当時の状況を知る区長からの情報もあり、やはり早めの避難が大切であることを再確認しました。また、早期避難のためには、消防団や区、学校が情報共有し、市に情報を提供することで、緊急避難所の泉小学校を早期開設できればという意見が出ました。
<参加者からの感想>
泉小学校関係者:当時の状況を知れて良かった。平日、休日、休校いろんなことを想定していかなければならない。学校が地域の核になって子供たちを守り、地域を作っていく。
PTA:当時の状況を知らない保護者も多いので、どこが危険個所なのか、どのタイミングで行動を起こせば良いのかもわからないと思う。親子で学び当事者意識を待つようにしていきたい。
コミュニティスクール:地域で子供たちの安全をみんなで守る。
区長:改めて住民の意識改革をしていきたい。
消防団:普段からの情報共有が大切。
学校運営委員会に消防団も関わることが出来たら情報共有できる。大変有意義な情報交換会になった。
【関連リンク】
▼佐久市「地域防災マップについて」 ▼さくさぽ「佐久市災害に強いまちづくりプロジェクト(事業実施報告)」 ▼さくさぽ「佐久市地域防災マップの頒布について」