さくさぽ

10/21 区長さん役員さんおしゃべり会 ~地域のいきいきサロンを考える~(開催レポート)

 2022年5月に開催した「区長さん役員さんおしゃべり会」から5か月、前回参加の皆様より「定期的な開催を希望」、「他地区の情報が参考になる」などのご意見を参考に、第2回目の「区長さん役員さんおしゃべり会」を10月21日(金)、佐久市野沢会館で開催しました。今回のテーマは「地域のいきいきサロンを考える」。各地域の役員さんを中心に27名の方が参加、ゲストのお話に耳を傾け、グループごとの情報交換が活発に行われました。

 まず、ゲストの中央区北町第一区、木内文夫区長と土屋珠江民生児童委員にご登壇いただき、140回も開催されている「いきいきサロン」についてその秘訣などについてお話しいただきました。

いきいきサロンは月1回・1時間30分~2時間程度、20名~40名/回の参加、区や社協の援助をいただきながらお茶、昼食タイムを実施、などの説明がありました。そして主題である長期継続の工夫について以下のような点を教えていただきました。

  • 区長と民生児童委員の連携の大切さ(区長の理解と民生児童委員の実行力)
  • 区長、民生児童委員、女性部、保健指導部、日赤奉仕団が連携して楽しみながら実施
  • ルールの守る⇒うわさや悪口の禁止、参加費以外菓子などの差しれ禁止
  • 毎回専門の方をお招きし、血圧測定、相談、ミニ講話の実施
  • 区長の経験から飽きさせない体操の実施 等々

また、コロナ禍だから出会えた地球環境高校生との素敵なお話もしていただきました。

 

次に、佐久市高齢者福祉課生活支援コーディネーターの山浦さゆりさんより「孤立させない地域のつながりづくり」と題して、地域のつながりの大切さや佐久市の地区サロンの開催状況などの説明がありました。コロナ禍での居場所や支え合い活動が中止に追い込まれている状況や他者との交流が要介護や認知症の発症を遅らせることを伝えていただきました。また、佐久市のパンフレット「佐久市でできる豊かなくらし」、「支え合い関連図」をベースに「地域で生き生きと過ごすポイント3つ」①名前の付いた活動だけでなく名もない活動の大切さ、②支え合い活動の効果(意味づけ)を確認する、③つながりを切らない、を教えていただきました。

休憩時間には、木内区長による「佐久・わがまち」の音楽に合わせストレッチ体操を実演で教えていただきました。和気あいあいで楽しく、ちょっときつかったです。

 

最後に5つのグループに分かれ、意見交換や情報交換の場を設けました。「いきいきサロンの在り方」、「男性の参加の必要性」、「区長業務といきいきサロン」等各グループとも活発なご意見やご感想をいただき、素晴らしい時間を過ごさせていただきました。

各グループのご意見、ご感想、さらにはゲストのお話へのご質問やご感想をほんの一部紹介させていただきます。(順不同)

・老人会、シニア会、いきいきサロンなど解散することが多くて困る。今回の事例をもう一度考えたい。

・どこかで誰かがつながっていることが大切。あまり堅苦しくならないことが大切。

・「私もやりたい。」人と人のつながりを見つけ出せれば…。

・男性の参加が少ない。参加を促す方法を考えたい。

・今回の事例は参考になった。少し勇気づけられた。

・つながりを持つことの大切さを改めて感じました。

・つながりについて区民の意識改革が必要。

・いきいきサロンは地域の大切なイベント、地域の皆さんの意識高揚が大切。

                             


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