2024年11月4日(祝日・月)この日は朝9時から、さやか星小学校では地域との初めての連携となる草取りが開催されました。地区からは37名、小学校家族が27名(10家族)、職員3名(名簿記載者のみ)が参加し、校舎の草刈りに精を出しました。
さやか星小学校は、旧青沼小学校を活用し、2024年4月に開校しました。ひとりひとりの子どもに寄り添う最適な学びの実現を目指し、強みを伸ばす「パーソナライズ学習」を取り入れた学校で、児童数は22名となります。
2024年4月に開校しましたが、学校も忙しいため地域との交流が進まずにいました。区役員OBを含む有志の会は「困ったことがあったら声をかけてください」と伝えていましたが、学校もなかなか声をかけづらかった様子。「草が伸びてきて大丈夫かな?」、「何とかしてあげたい」、「学校をきれいにしてあげたい」という思いがあり、入澤区長の三石さんは、草刈りを呼びかけました。
草刈り当日には、さやか星小学校の子どもたちは、「たんぽぽの根っこが抜けないよー」「みてみて!ミミズがいた!」など元気いっぱいに草取りをしていました。
地域の方がビーバーで校舎まわりの草刈りを、また親子が校庭の草取りをしました。大勢の参加もあってか、校庭は見違えるほど綺麗になりました。
参加した地域の方は「どんな学校なのか、どんな子たちが通っているのか分からなかったけど、元気な姿を見られて嬉しい。やっぱり子どもたちの声は良いねぇ」と笑顔だったり「久しぶりに、懐かしい校舎へ来ることが出来て良かった。」というシニア世代もいました。
また、保護者の中には「ビーバーなど道具も持っていないし、夏は草だらけですごかった。運動会の演目にしようという案もあったが難しく断念した」という移住者のお父さんや、「地域の人たちがこんなに来てくれるとは思わなかった。優しい人たちばかり」と安堵したお母さんもおられました。
さやか星小学校の笹田副校長は、「これだけの皆さんが集まってくれたことに感謝しています。たいへんすっきりしたグラウンドをみて、当日こられなかった職員も感激しておりました。地域の方のあたたかい思いに直にふれることができ、本当にありがたい機会でした。」とお話されていました。
「ここに花を植えたらどうか?」「餅つきをしたらどうか?」「落ち葉で焼き芋できるよ」などアイデアを頂いたので、「今後、焼き芋やおもちつきなどもぜひ実現したいです。」と期待の声がありました。
そのアイデアが生かされて、12月には、子どもたちと住民の焼き芋大会が開催され、地域交流の場にもなりました。
経緯:さくさぽのコーディネート事例はこちら(別リンク)