6月17日、さくさぽ主催で多機関連携交流会をコスモホールで行いました。佐久市では協働のまちづくりを推進しています。協働とは、行政・民間の多様な主体が、それぞれの強みをいかしながら「一緒に取り組むこと」です。佐久地域で協働や連携を推進する関係機関が、お互いに顔がみえる関係性を築くためにスタートしたこちらの交流会は今年で3回目となります。当日は、20団体33名が参加されました。

第1部では、教育、福祉、農、ビジネス、文化振興など幅広い分野の団体が集まり、「それぞれの団体の役割」や「協力をお願いしたいこと」を発表していただきました。発表の中には複数の機関で協働された活動の紹介もありました。他分野の機関の役割や活動について知る機会は限られていますが、各団体の発表を通じて、参加者の皆さんには新しい発見があったようでした。



また、各団体の発表後には名刺交換の時間を設けました。参加者の皆さんが具体的に連携したい団体につながるきっかけ作りの時間となりました。



第2部では、参加者主体のワークショップを行いました。参加者の皆さんに、「課題に思っていること」や「意見を聞きたいこと」、「やってみたいこと」などをその場で考えていただき、それぞれの関心を持ち寄ったグループで話し合いをしました。



「地域と学生・若者の協働、連携」や「高齢者の居場所」、「世代間交流」、「イベントアイディア」などのテーマに分かれ、様々な分野で活動する方々が意見交換を行いました。普段は接点のない組織同士が対話したことで、「こんな共通点があった!」「この活動なら学生も参加できそう」といった新しい発見が次々と生まれ、グループの中には実際に連携する取り組みが決まった団体もありました。
参加者の方々からは「各組織の活動がよく理解できた」「有意義な情報共有ができた」と大変好評でした。さらに、この繋がりを一過性のものにしないため、「年2回開催してはどうか」という嬉しい提案もいただきました。特に「上半期は顔合わせ、下半期は活動の進捗共有」というアイディアは、担当者の交代が多い団体からも「地域のことを知る上で、非常にありがたい」と共感を呼び、今後の開催に向けた大きなヒントとなりました。
<ご参加いただいた機関(順不同)>
佐久大学ボランタリー・アクションセンター
佐久長聖高等学校
長野県野沢南高等学校
長野県野沢北高等学校
JA佐久浅間
佐久市社会福祉協議会
まいさぽ佐久市(生活就労支援センター)
佐久市高齢者福祉課
野沢地域包括支援センター
中込地域包括支援センター
岩村田・東地域包括支援センター
佐久平・浅間地域包括支援センター
浅科・望月地域包括支援センター
臼田地域包括支援センター
長野県長寿社会開発センター佐久支部
佐久広域連合障害者支援センター
一般社団法人 佐久産業支援センター(SOIC/ソイック)
佐久青年会議所
公益社団法人佐久シルバー人材センター
ワークテラス佐久
中込公民館
一般社団法人佐久市振興公社
佐久市文化事業団(コスモホール)