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【取材レポート・コーディネート事例】学生初参加!!「糖尿病フォーラムin佐久」

4月19日(土)佐久医師会主催で糖尿病の知識を正しく知ってもらうための予防・啓発イベント、市民公開講座「糖尿病フォーラムin佐久」が佐久平交流センターで開催されました。啓発のための講演会と体操、血圧、血糖測定、栄養やお薬相談など大勢の方が来場されていました。

「学生に繋げてほしい」と佐久市市民活動サポートセンター(さくさぽ)に相談があり、対応させていただきましたので、高校生らを中心に報告させていただきます。また、追記として相談への対応を最後に載せてありますのでご覧ください。

今回で17回目となる糖尿病フォーラム。実行委員長の雨宮病院 院長の雨宮氏は、糖尿病は知らないうちに進んでしまう。予備軍も多いので若いうちから知っていただきたい。是非、学生からのメッセージを受け取ってほしいと挨拶されました。

子どもが多く罹るという1型糖尿病の説明ビデオを見たあと、小学生からの質問を医師がわかりやすく答えていました。

地域のダンススクールのステージ。手拍子で会場が盛り上がりました。

浅間中学校の2名は、生徒へのアンケート発表と実際に糖尿病と診断された方へのインタビューを再現していました。

高校生と看護学校生は、1人1分野のテーマを受け持ち、調べたことを発表しました。課題は「血糖値を下げるにはどうしたらよいか」「チーム医療とは」「糖尿病と栄養について」「運動による糖尿病の改善」「治療薬について」「検査について」の6テーマ。それぞれ専門的なことをわかりやすくまとめてありました。「調べてみて気になった事」などの質問には栄養士や薬剤師、運動指導士など専門の医療者が質問に答えていました。

6名に参加動機や感想をお聞きしました。

Q、なぜ参加しようと思いましたか?

A、医療関係に進学を希望しているので、その世界を覗いてみたいと思った。

Q、大変だったことは?

A、調べてまとめるのには時間が足りなかった。

Q、良かったことは?

A、友達や高校の先生に相談しながら進められた。直接、医師から学べる機会があった。

※担当の佐久医療センターの堀込医師に感想をお聞きしました。

  今回は募集をしても集まらないのではと危惧していたが、予想以上に参加者がいてうれしかった。顔合わせから2か月という短い期間に、   オンラインで相談や打合せを数回したのみだが発表内容は想像以上だった。発表時間が短いのが残念で申し訳なかったと話されていました。

左から佐久看護学校2名、屋代高校3名、野沢南高校。

緊張もほぐれ「楽しかった~」と良い経験になったようです。

追記 「学生に繋げてほしい」ときは?

高校生など若い方とコラボしたい、参加してもらいたいなど、最近このような相談を受けることが多くなってきています。佐久平地域まるごとキャンパスの効果でしょうか、さくさぽにとってもうれしいことです。佐久平地域まるごとキャンパス

そこで、今回の糖尿病フォーラムの例を紹介したいと思います。

浅間総合病院の西森医師から「まるキャンフェス」で高校生が地域活動をしている様子や「学生と大人のトークイベント」で楽しそうに大人と対話している姿をみて、糖尿病フォーラムにも高校生のアイデアと参加をしてもらいたいと考えているが、どうしたらよいでしょうかと相談がありました。

【開催御礼】2024まるキャンフェス | さくさぽ

カフェさくさぽ「ワカモノ&大人の本音トーク!」 | さくさぽ

対応として、先ずは学生とどのように関わりたいのか、具体的な説明書や簡単な企画書などを頂きました。そして学生たちが興味あるのか、開催時期や時間的に参加可能かなどをリサーチしました。医療系に進学したいのでイベントに興味がある、開催日が土曜日なので参加したいなど、関心があることがわかりました。

さくさぽからイベント情報などを発信する場合には基本チラシなので、学生がわかりやすい言葉と刺さるワードで募集チラシを作っていただきました。さらに申し込みもしやすいようにQRコードから申し込みができるようにしていただきました。

さくさぽからインスタグラムなどでSNS発信、それと高校へ情報提供でチラシとともに案内をさせていただきました。11名の応募があったとのことです。

西森医師が作成した募集チラシ


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