令和7年4月8日、内山地区国道254号線沿いの有限会社山将様駐車場にて、佐久地区輸送協議会主催による「ゴミ不法投棄防止看板設置式」が開催されました。また、その駐車場を起点として上下2kmほどの範囲を、ポイ捨てペットボトルを中心にゴミ拾いをする美化作業もあわせて実施されました。

<設置されたゴミ不法投棄防止看板、夜間には上部にあるLEDライトが自動点灯>

<美化活動をする新旧区長さんや佐久地区輸送協議会のみなさん>
参加者は内山地区新旧区長会長さん・各区の新旧区長さんをはじめ、佐久地区輸送協議会の方々、警察署の方、市の生活環境課の方々など総勢30人ほどが参加されました。

<挨拶する(公社)長野県トラック協会会長>

<佐久地区輸送協議会中嶋会長>

<長野県警察署 生活安全課澤木保安係長>

<井出前内山地区区長会長>
ポイ捨てペットボトル(尿入り)は別名「黄金ペットボトル」と呼ばれ、夜間(誰も見ていない時間・場所)に車から道路土手に向けて投げ捨てられていると推測されます。254号線沿いの山間部内山~下仁田にかけての道路沿いに非常に多く見られます。

<回収されたペットボトル>
さくさぽでは区長さんの「お困りごと」を気軽に話せたり、いろんな区長さんとの情報交換ができる場として「区長さん・役員さんおしゃべり会」を実施しています。さくさぽの役割はこういった地域の課題解決に向けて、協力の可能性がありそうな団体・関連機関にお声がけし、解決に向けて一緒に取組んで貰えるよう影で支えながらサポートしています。
内山地区のある区長さんは、常日頃から散歩がてら、捨てられたペットボトルを拾って一人で美化活動をされています。2023年10月に開催されたさくさぽ主催の「区長さん・役員さんおしゃべり会」に、区長さんが内山の区長会長さんとともに「やるせない」思いを持ってご参加されました。
「黄金ペットボトル」の問題をどうしたら解決できるかというご相談を受け、2024年3月に内山の区長さんと一緒に、佐久地区輸送協議会さんにご相談に伺いました。佐久地区輸送協議会の中嶋会長さんも同じ問題意識を持っていたため、快く相談を受け入れていただけました。
そして今年看板設置に至り、内山地区の新旧区長さんも交え、同時に美化活動をして頂きました。一人で悩まれていた(さくさぽご相談に来られた)区長さんも大変喜び、今後、佐久地区運送協議会の方の協力と地域のみなさん、行政の方皆さんが一緒になって美化活動を継続し、ペットボトルのポイ捨てが無くなることを期待したいとおっしゃっていました。
また、この課題の解決に向けては、報道機関の方の全国に向けての情報発信も非常に大きな力になるので協力をお願いしたいと思います。

<参加者のみなさん>