さくさぽ

「地域で楽しく学び、繋がり合う」  桜井支え合いの会、JA佐久浅間女性部

 「上桜井地区では女性の活動が、ご近所力(ご近助力)で防災活動に活かされているんです。是非一度見学に来てください!」と10月に開催した区長さん役員さんおしゃべり会(10月27日に開催 区長さん・役員さんおしゃべり会「どうしてますか?みなさんの自主防災組織」 | さくさぽ (sakusapo.com))でお誘いいただき、11月13日に公民館で開催された地区サロン「みんなで楽しく頭と体の健康体操」におじゃましてきました。

 「桜井支え合いの会」と「JA女性部」の共催で参加者は40代から80代の30数名。「こんなに大勢集まるのは地区サロンではめずらしいですねえ」と話すのは、講師で同地区にお住いの理学療法士 三石淳志さん。椅子に座りながらでもできる手指や腕、足の体操ですが、脳を働かせ集中しないとできない運動ばかり。簡単なようで思うようには上手くいかない。それが可笑しくて笑ってしまう。講師の三石さんの話術で盛り上げりまた大笑い。急に冷え込んだ朝でしたが、終わった時には汗ばむほどで心も体もぽかぽか。みなさん笑顔で「ありがとう」「楽しかったよ」と言いながら帰っていかれました。

 世話人代表の櫻井千枝子さんは10年ほど前に「地域貢献がしたい」と、同じ思いの井澤亮子さん、森済冨美代さんを誘い、佐久市市民活動サポートセンターなどで地域の居場所づくりを学び「桜井支え合いの会」を立ち上げました。

 2か月に1回の集まりのテーマは、防災や写経など様々。日頃から常にアンテナを張り、地域の方が興味を引きそうなものや、みんなに知ってほしいということを取り上げているそうです。3年ほど前からはJA佐久浅間女性部で地区活動をされている栄養士の臼田まき子さんが世話人に加わり、防災食や料理教室などでさらに活性化。参加費は基本無料ですが、内容によって材料費などを頂いていて区からは活動費1万円が出ているそうです。令和4年には活動の功績が認められ、佐久市社会福祉協議会長表彰を受賞されました。

 広報は自分たちでチラシを作り回覧版で回しているが、だれにでも気軽に声を掛け誘い合うなど、口コミも大きいようです。その根底には昔から行事が多く結びつきが強く、今でも行事には多くの人が参加するといいます。

まさにご近所力!

 これからも心身ともに健康になる活動を桜井地区全体に広め、講師も地元の方を発掘していきたいと、常に地域密着の応援団。インタビュー中も笑いが絶えず、自分たちも楽しみながら運営している姿が印象的で、またお会いしたくなる皆さんでした。


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