令和4年度佐久市まちづくり活動支援金の優良事業表彰式が、2023年9月21日、佐久市役所で開かれ、支援金を得て活動した9事業者の中から7事業者が表彰されました。最優秀賞は支援金を3年間活用した「親子で木もれびサロン」でした。
同支援金事業は「地域が抱える様々な課題について、市民が自主的かつ主体的に取り組む公益的な事業に対して、市が相談や助言などの協力を行うとともに支援金を交付し、協働のまちづくりの担い手となる市民を支援する事業」です。
親子で木もれびサロンの代表山浦靖子さんは、「3人の子どもを持ち、“ママ友”に助けてもらいながら、子育てをしてきました。このように、人とのつながりを大事にしようと、みんなが集まれる場として、7年前にサロンを設立しました。何かとお金がかかることが難点でした。しかし、佐久市の支援金を得たことで、私たちがやろうとしたことが広げられ、子供たちにも貢献できました。心から感謝します。ただ、この賞はスタッフみんなで受けた賞だと思っています」と受賞の挨拶をしました。
活動内容は、毎月木曜に同市のうすだ健康館で0~3歳の未就園児を持つ親子を対象にベビーヨガ、ベビーマッサージ、リトミックあそびなどを行っています。特に10月には仮装して英語でハロウィンパーティーを、臼田の商店街を練り歩きながら行い、親子で楽しんだそうです。
各回15~16名程度の参加者でしたが、コロナ禍の時は最大参加者10名程度と参加者数を制限し実施しました。子どもと一緒に参加していた母親がスタッフとして活動してくれるようになり、スタッフがうまく交代しながら、活動が継続できているようです。
佐久市市民活動サポートセンターでは、佐久市まちづくり活動支援金の申請相談も受け付けています。来年度の支援金は来年1月上旬~2月上旬頃の募集を予定しています。また詳細は確定次第ホームページ等でご案内します。