9月9日(土)届く!情報発信講座を開催しました。
報発信講座は、広報に課題を感じる市民活動団体のみなさんを対象にしたイベントです。
この講座では毎年「チラシの作り方」や「写真の撮り方」「SNSの使い方」など、さまざまなテーマを設定。毎回、多くの方に受講いただいております。
今年度も午前中は基礎編。午後は発展編として、ニーズに即したプログラムをお送りしました。基礎編には17名、発展編には15名と、この日もたくさんの方にご参加参加いただきました!
基礎編では、佐久市市民活動サポートセンター機関紙編集チームの三島(元新聞記者)・小島(まちの広告やさん)による基礎講座とワークショップを展開しました。
基礎講座では、元新聞記者ならではの「役立つ文章術」をレクチャー。ざっくばらんな新聞記者時代の思い出も織り交ぜながらの明るい講義を。
4つの段階に分けて解説した「文章の作法」では、“書き始めは1字分空ける”という文法基礎の部分から、“「他人に見てもらう」という意識を常に持つ・わかりやすく書く。”といった心構えまで、ひろいスキルをお伝えしました。
基礎編の講義については、「文章を書く上で誰にどう伝えるべきか見直すきっかけとなりました。」など意識の変容が見られるご意見がいくつか見られました。これまで向き合ってきた「書く」時間を、より一層大切に過ごせそうですね。
ワークショップでは、情報発信をキャッチボールと見立てて、自身の活動を紹介・フィードバックしあうペアコミュニケーションを実践しました。
「ワークショップでのコミュニケーションによってヒントを得られた」
「ペアワークで具体的なアイデアを頂けたのが大収穫でした」
「今自分がしている活動について改めて見直せたことで、色々やっていて困っていることや、伝えたいことを整理できました。」
などの、嬉しいご意見をたくさんお寄せいただきました!
参加してくださった方々からのお声は、ひとつひとつ拝読させていただいています。
発展編では、プロのライターさんであるやつづかえりさんにご登壇いただきました。
やつづかさんは、働き方専門ライター/さくほ通信club 部長として日々、全国的に活躍されるライターさんです。
「市民活動」と「書く力」に焦点を当てた講義は、さまざまな属性の参加者視点に立った内容で、本日の参加者のみなさんにぴったり。ひとりひとり、真剣にメモをとっている姿が印象的でした。
魅力的な文章についての解説は、どれも文章構成の基礎が響く内容。プロのライターさんではなくても、より活動を魅力的に書き上げる実践スキルを学ぶことができました。
当日のトピックスはこちら↓
1.”書く力”は市民活動を支える |
2.ただ書くのではなく、魅力的に書く |
3.魅力的な文章の書き方 |
4.実践:「活動紹介」を書いてみよう |
5.書くことを楽しもう |
6.質疑応答 |
「書く力」があると、どんないいことがあるでしょう?という、自身の活動をふまえての問いから始まった講義。さまざまなシーンを思い浮かべながら、自分ごとで受講することができました。
受講されたみなさんからは、午前に続きとても嬉しいご意見が連なります。
「レベルごとに書き方を学べ、今後文章を書いたり見直したりする際のチェックポイントが分かり良かったです。」
「非常にわかりやすく、すぐに実践できる内容で大変勉強になりました!」
「実際にそういうお仕事をされているお話を聞くことはめったにないので、とても新鮮でした!」
会場を後にされるみなさんの表情は、明るくはればれとしていらっしゃいました。
広報を学ぶことは、伝える内容について向き合うことでもあります。この日の講座にご参加いただいたことで、ご自身の活動の魅力を改めて認識することにつながっていたら嬉しいです。
さくさぽでは、市民活動に関する広報相談を承っております!
チラシの作り方・広報のお悩み・相談など…
まずはお気軽にご相談ください。
講座の後は、さくさぽ前のフリースペースなどで交流をしたり、お名刺を交換したり。
普段は異なるフィールドで活動する方々が、自然につながる様子が見られましたよ。
また、今年度の情報発信講座のチラシは、地域まるごとキャンパスに参加中の学生とさくさぽの共同制作。
イベント当日も、まるキャン参加学生たちが積極的に参加してくれました。若者ならではの視点が、場に活気を与えてくれますね。
市民活動を続けていく中では、情報や教養などのインプットがとても貴重で、重要な資源になります。今後もさくさぽでは、みなさんの活動にお役立ち講座を企画・運営していきます!どうぞお楽しみに。