4月21日午後、佐久穂町の茂来館にて、住まいと教室の「断熱」勉強会(主催:大日向エネルギー会議)が開催されました。会場には佐久圏域から50名以上の方参加され、別室にて配信会場も用意されていました。 ・大日向エネルギー会議について 子どもたちのより良い未来のために、地域や地球環境のために、 より良いエネルギーの使い方を学びたいという思いで集まった、 大日向小学校に関わる大人たちの勉強会です。 ・2022年初頭、大日向小学校にて、単にエアコン設置だけでなく、より環境に配慮した形で暑さ対策ができないか、検討を始める。(業務用エアコンを設置を検討したもののコストが見合わず) →竹内先生と出会い、断熱をしっかりすれば、冬の暖房費も削減できる!とワークショップ開催に向けた勉強会を企画。 ______________________ ・竹内昌義氏による話題提供 voicy 建築家 竹内昌義の断熱教室 https://voicy.jp/channel/2817 「脱炭素社会がいつ実現するとおもいますか。」 脱炭素社会とは? 二酸化炭素を出さないで生活する、再生可能エネルギーだけで生きる社会 再生可能エネルギーとは? 太陽光、水力、風力、バイオマス 建築については、お金はかかるけど技術的にはできる 2030年までに3割以上再生エネルギーにしていく、使っていくエネルギーを半分にしていく GX(グリーントランスフォーメーション)とは? https://journal.meti.go.jp/p/25136/ 長野県のゼロカーボン戦略 https://www.pref.nagano.lg.jp/kankyo/keikaku/zerocarbon/documents/zerocarbon_gaiyo.pdf 長野県の持続可能性を作るんだ→仕事ができて、雇用ができて、人口が増えるんだ エネルギーを外から買わずに中で回す、キャッシュアウトしないのが大事 断熱は快適性と省エネルギーが両立、地味だけどやればやっただけ損はない これからは、あらゆる建造物が木造に変わって行くかもしれない 詳しくは、これからのリノベーションをご参照ください。 学校の断熱改修(上田高校)1教室 100万円くらいかかる ・窓と壁を行った、大工と建具屋の兄弟 https://shinanoie.com/staffblog/8393 https://www.youtube.com/watch?v=06sXdFW5tMA チームを作ろう 協力してもらえる工務店を探そう 校長先生>教育委員会>自治体に確認しよう 教室にも基準がある、学校環境衛生管理マニュアル エアコンはつけられるが断熱はない→膨大なエネルギーの浪費 学校のZEB化へ ______________________ ・木下史郎氏による話題提供 「空き家いくつくらいだと思いますか。」 長野県の人口は200万にん 197300 全国が13%、長野県は19.5% Twitter 断熱番長 断熱材にはいろんな種類がある 断熱しないで暑いとか寒いとか言っているのは、 鉄のフライパンを素手で触って、熱いと言っているようなもの 栓を抜いたお風呂に入り、寒いと言っているようなもの オフィスの光熱費の削減 断熱性能の等級5以上に2030年以降なる 断熱すれば吹き抜け作っても寒くない 窓の断熱、施工業者の見分け方、活用できる補助金 補助金:先進的窓リノベ事業 #先進的窓リノベ 等級高くなると冬でも裸足で暮らせる家ができる <取材後記> 奥深い「断熱」の世界を短い時間に凝縮して、導入の部分を知ることができました。住まいが温まると、人間関係も温まる、というのが実感できる勉強会でした。そして地域がら、断熱への関心の高さ、エネルギーについても循環できる可能性があるからこそ、色々な視点で生活の中に取り込める知恵があると思いました。後日、木下建工本社にお伺いする機会があり、外は肌寒い日でしたが、中に入ると冷気を感じることもなく、断熱による気密性の凄さを体感することができました。
【取材レポート】住まいと教室の「断熱」勉強会
活動される団体の登録をご希望の方へ。
必要書類をダウンロードできます。
施設ことやイベント情報など。
各種お問合わせはこちらからお願いします。